クレギオン

ヴェイスの盲点―クレギオン〈1〉 (ハヤカワ文庫JA)
今日の読書はコレ。スペースオペラの主役になれない*1クレギオン」シリーズです。
元はテーブルトークRPG(てかメールRPGとでも言うの?)の世界観を借りた小説らしいけど、TRPGのよさが1?も理解できてないんで疎いです。でも予備知識なしに充分楽しめました。
ハードSFだと思います。あまりにハードだと受け付けないんですが、この程度ならむしろ好みだと思い直しました。公開鍵暗号のくだりとか面白かったです。
なんかこう、小学○年生に付いてくる付録というか、そんな程度の科学知識でオーケイというか。好感度高し。
凄腕の女性パイロット・ツンデレマージと、明朗かつ元気に働いている演算少女メイとか。魅力的すぎる。
展開的にいくらでも続編がかけそうなのに引き際のよさが◎。
 
結論:確かに今風のライトノベルと違って若干だが古臭い感じは否めないが・・・・・上半期ベストどころか、コレまで読んだ小説トップ5に食い込みそうな勢い。一冊¥50のくせに*2。大絶賛。

よって著者名で購入するマイリスト*3に乗せることが決定したり。超オススメ。

*1:コレなんて宇宙船サジタリウス

*2:富士見書房

*3:っつても他には吉岡平田中芳樹だけだけどな